【台風対策】過去の貝塚市周辺の台風被害を教訓とした、強風時の飛来物対策と安全確認
台風接近時に貝塚市を含む泉州地域で強く警戒すべきは、強風による飛来物被害です。過去の客観的データと被害実績に基づき、強風に対する物理的な対策と、各種保険における風災補償の確認事項を解説します。
1. 客観的データと貝塚市内での被害実績
2018年(平成30年)9月に上陸した台風21号では、貝塚市近郊の関空島において最大瞬間風速「58.1m/s」という極めて強い風が観測されました。
風速が40m/sを超えると、屋外の固定されていない物体が飛散し、建物の外装材に直接的な破壊をもたらします。実際、この台風の通過時、貝塚市内においても以下の強風被害が広範囲で発生しました。
- 屋根瓦や外壁の飛散、カーポートの破損
- 倒木や飛来物による電線の切断に伴う長時間の停電
- カーブミラーや信号機の倒壊・破損
強風時は、自らの財産が被害を受けるだけでなく、自らの所有物が飛散して他者の住宅や車両に損害を与える「加害者」となるリスクが存在します。
2. 強風時の飛来物対策と安全行動の原則
飛来物による被害を最小限に抑えるため、台風の接近が予測される場合は以下の対策を速やかに完了させてください。
- 屋外の飛散防止: 庭やベランダにある鉢植え、物干し竿、自転車などはすべて屋内に取り込むか、ロープ等で強固に固定してください。
- 窓ガラスの保護: 飛来物による窓ガラスの破損と、それに伴う暴風の屋内流入を防ぐため、雨戸やシャッターを確実に閉めてください。設備がない場合は、飛散防止フィルムの貼付が有効です。
- 外出の禁止: 台風通過中の外出は極めて危険です。飛来物による頭部への直撃は致命傷となるため、屋内の窓から離れた安全な場所で待機してください。
3. 各種保険における「風災補償」の確認
事前の対策を講じても、想定を超える強風や飛来物によって損害が発生するリスクは残ります。これらの物理的損害に対する財務的な備えとなるのが、各種保険の「風災補償」です。
- 火災保険の「風災補償」: 強風による屋根や外壁の破損、飛来物による窓ガラスの割れ、およびそれに伴う雨漏りによる家財の損害を補償します(内水氾濫や高潮等の「水災補償」とは独立した補償項目です)。
- 自動車保険(車両保険): 飛来物によって車両のボディがへこんだり、窓ガラスが割れたりした場合は、車両保険の適用対象となります。
現在ご加入の保険証券にて、風災に対する補償が確実に付帯されているか、また免責金額(自己負担額)がいくらに設定されているかをご確認ください。貝塚市を拠点とする当社では、ご契約内容の確認や補償範囲の点検を承っております。ご不明な点がございましたら、担当者までお問い合わせください。
